DAITO コラム開先加工機KCR600Ⅱ は、コラムの前端と後端に開先加工を同時に行う機械です。従来のダブル方式の機能が1台に集約されておりコンパクト、かつ設備費も抑えられます。


従来の600mmクラスの機械は、□200mm 未満の材料は加工できませんでした。KCR600Ⅱは、通常でも□150mm、小サイズ用アタッチメントをバイス面に装着することにより最小□100mmまで加工できます。

機械の中央で180°旋回するドラムの前後端の面板に、各2 基のカッターヘッドが対向して設けられています。先端に倣いローラを備えた各開先カッターが、材料外周に倣いながら材料端部を切削しつつ半周し開先面を形成します。加工完了時には中間コンベアが材料下部に位置し、材料を後送します。同時加工を行う工程は以下のとおりです。
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搬入側から送り込まれた材料が位置決めされバイスでクランプされると、搬入側の左右のカッターが接近し前端加工を始めます。 |
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前端加工が終わるとカッターが退避し、バイスが弛み、材料下部に来ているドラム内の中間コンベアが、材料を搬出側へ移動させます。 |
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前端加工を終えた材料が後端加工の準備に入ると同時に、ドラムは初期位置へ旋回。次の前端加工を行う材料が搬入され、位置決め・クランプされると、搬出側・搬入側の左右のカッターが接近して両端同時加工を始めます。 |
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各材料の後端・前端の加工が終わると各カッターが退避し、後端加工を終えた材料は搬出され、前端加工を終えた材料は後端加工へ移ります。以下、この動作を繰り返します。 |
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加工プログラム作成は簡単
登録済みの材料データと開先パターンを選択するだけで加工プログラムが完成。LANによるオンライン化にも対応できます。

速くて静かな切削
従来の機械では、カッターは一般に3条刃が用いられてきました。KCR600Ⅱは4条刃としており、より速く、かつ静かな切削を行います。

精細なカッター制御
開先カッターの位置情報を常に監視。特に、切込み開始時には精細なカッターコントロールを行います。精度よくスムーズな切削とともに刃物の寿命延長がはかられます。

容易なカッター交換
開先カッターの交換はコンベア面より上の位置で行えます。付属の挿入用治具を用いれば容易です。

材料を機械の中心に正しく寄せる機構を備えたコンベアです。

操作盤を逆位置仕様とすることが可能です。ご注文時に、お客様の設置場所などの状況に合わせてお選びいただけます。

加工した製品をまとめて払い出す装置です。製品受台上面には小さなローラが多数並べられています。

材料をセンタリングコンベアに送り込むコンベアです。短い材料でも送れるよう、数多くのローラが全て駆動します。

機械の下から自動で切粉を排出します。前端用・後端用として2台を併設、深さ200mmのピットが必要です。