バンドソー
より細かくなった切込み制御による切削効率と、
新インターフェースによるユーザビリティを向上させた、最先端のマシンです。
バージョンアップをしたSGAⅢ430CNCは、大型機などで採用されている構造をフィードバックすることでフレーム剛性を高め、また、新型サーボの採用によって切削効率が向上したことにより、切断速度がおよそ20%アップしました。超硬鋸刃もご使用いただけます。
データ入力はきわめて簡単。タッチパネルで形状と材質を選択す
るだけで、サイズは機械が自動計測します。切削条件は、お客様の
ご使用状況に応じて簡単にカスタマイズができ、材質の微妙な違い
にも対応できます。
※パイプなどの形鋼は、厚みなどの入力が必要になります。
■切削状況の可視化
材料形状、切断中の鋸刃の位置、切曲りの状態など、リアルタイムにモニタリングしています。視覚的に表現することで、切削状況が一目でわかります。
■ツール管理
登録した鋸刃が、どの材質をどれだけ切断したか、使用時間や切断面積など鋸刃の状態を見ることができ、鋸刃の寿命管理に有効です。
■日報・月報の出力
自動運転時間・切断時間・切断面積など、生産予測に必要なデータが得られます。日報や月報としてデータ出力ができ、能率アップやコストダウンに役立ちます。
お客様で、すでに二次元コードを利用した社内システムをご使用でしたら、お使いの伝票に記載されている二次元コードを読み取っていただくことで機械に切断長さ、個数を読み込ませることができ、プログラム入力が不要になります。
詳しくはご相談ください。
材料先端検出
自動運転を開始した際の材料先端検出は、動作の速いレーザセンサー式と、精度のよいストッパによる突き当て式のどちらかを選べます。
バックゲージ機能
端材切断の際は、送りバイスがバックゲージに早変わり。位置決めされた送りバイス先端に材料を押し当てれば、簡単に正寸が得られます。
材料の搬入に便利な副操作箱
機械後方搬入側には、バイスの締め弛めやフレーム昇降など、材料搬入時によく使うボタンを配置した副操作箱を備えています。
全面ローラ式のテーブル面
材料搬入側の送り台は、全面にフリーローラを備えています。重い材料でもスムーズに送り込むことができます。
油圧式鋸刃インサート
鋸刃のインサートは油圧クランプ式です。締付力が安定しており、切曲りの発生が最小限に抑えられます。
切曲りセンサー
切曲りセンサーのプローブが、切曲りによる鋸刃の前後への倒れに追従。許容値を超えると切込みが停止し、誤作を防ぎます。
バイス連動式鋸ガイド
自在側の鋸ガイドの位置は、連動板によって自在側バイスの動きに連動します。材料サイズが変っても鋸ガイドが常に材料に最接近し、切断精度や鋸刃寿命を向上させます。
正・逆回転式ツイン鋸ブラシ
正・逆回転式ツイン鋸ブラシで、切り粉を刃先から確実に除去し、切削性能及び鋸刃寿命の維持をはかります。
割りバイス
メインバイスは、鋸刃の前後でクランプする「割りバイス」です。端材など、最短50mmまでの短い材料でも確実にクランプします。
左右シフト送りバイス
材料送り込み時には、送りバイスをシフトして材料をメインバイス基準側から離し、材料のキズやひっかかりを防止します。送りバイスは戻り時には右にシフトし、材料のキズを防止します。
薄肉パイプなどの変形を防止するために、メインバイス及び送りバイスの締付力を調整します。
全長2m、7本ローラのフリーコンベアです。形鋼やパイプなどの軽い材料を載せるために機械の後方に設置します。
重い材料用に頑丈につくられた、全長2m、8本ローラのフリーコンベアです。